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J-GLOBAL ID：200902292448505998   整理番号：08A0683019

ロータ型オシレータで発生した自己同期化現象:非線形通常モードによる調査

Self-Synchronized Phenomena Generated in Rotor-Type Oscillators: Investigation Using Nonlinear Normal Modes

著者 (4件)： MORI Hiroki (Dep. of Mechanical Engineering, Saitama Univ.) ,  BONKOBARA Yasuhiro (Dep. of Mechanical Engineering, Kyushu Univ.) ,  KONDOU Takahiro (Dep. of Mechanical Engineering, Kyushu Univ.) ,  AYABE Takashi (Dep. of Control and Information Systems Engineering, Kurume National Coll. of Technol.)
資料名： Journal of System Design and Dynamics (Web)  (Journal of System Design and Dynamics (Web))
巻： 2  号： 3  ページ： 874-885 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0040A  ISSN： 1881-3046  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前報では,オシレータと連成質量ブロックで構築された2タイプのシステムを使うことにより,ロータ型オシレータで発生する自己同期化現象の全性質について実験的,解析的に明かにした。安定自己同期化解と,ばね質量系の線形固有振動数との関係についても,各システムについて検討した。自己同期化現象が発生する背景のメカニズムを明らかにするために,システムの非線形振動特性の調査を行うべきである。非線形通常モードはこの調査に有用なツールとなり得る。なぜなら,非線形通常モードと自己同期化現象は共に,多自由度を持った非線形システムにおける周期運動だからである。しかしその大きな違いは:前者は従来システムにおける自由運動で,後者は非従来システムにおける自励運動であることである。それゆえ,2つの間の明確な関係は明らかでない。本報では,前報で使った同じシステムを用いてこの関係を調べた。計算結果から,自己同期化現象の多くの特性は,非線形通常モードで説明できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *非線形振動 ,  自励振動 ,  自由振動 ,  *安定性 ,  発振器 ,  ばね質点振動系
準シソーラス用語： ばね質量系

分類 (1件)： 振動一般  (BB02010D)

引用文献 (4件)：

• (1) Bonkobara, Y. et al., Self-Synchronized Phenomena Generated in Rotor-Type Oscillators: On the Influence of Coupling Condition between Oscillators, Journal of System Design and Dynamics, Vol. 2, No. 3, (2008), pp. 861-873.
• (2) Vakakis, A. F. et al., Normal Modes and Localization in Nonlinear Systems, Wiley-Interscience, (1996).
• (3) Yabuno, H., An Introduction to Nonlinear Analysis for Engineering, Saiensu-sha, (2004), pp. 127-154, (in Japanese).
• (4) The Japan Society of Mechanical Engineers ed., JSME Mechanical Engineers' Handbook, Fundamentals α2 (Dynamics of Machinery), The Japan Society of Mechanical Engineers, (2004), pp. 65-66, (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (8件)： ロータ ,  オシレータ ,  自己 ,  同期化 ,  現象 ,  非線形 ,  通常モード ,  調査