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J-GLOBAL ID：200902292544473339   整理番号：08A0945993

多相系固体の研究のための低磁場でのスピン拡散NMR

Spin-diffusion NMR at low field for the study of multiphase solids

著者 (4件)： MAURI M. (Inst. fuer Physik, Martin-Luther Universitaet Halle-Wittenberg, Friedemann-Bach-Platz 6, D-06108 Halle (Saale), DEU) ,  THOMANN Y. (Freiburg Materials Res. Center, Albert-Ludwigs-University, Stefan-Meier-Strasse 21, D-79104 Freiburg, DEU) ,  SCHNEIDER H. (Inst. fuer Physik, Martin-Luther Universitaet Halle-Wittenberg, Friedemann-Bach-Platz 6, D-06108 Halle (Saale), DEU) ,  SAALWAECHTER K. (Inst. fuer Physik, Martin-Luther Universitaet Halle-Wittenberg, Friedemann-Bach-Platz 6, D-06108 Halle (Saale), DEU)
資料名： Solid State Nuclear Magnetic Resonance  (Solid State Nuclear Magnetic Resonance)
巻： 34  号： 1-2  ページ： 125-141  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： W0483A  ISSN： 0926-2040  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多相系材料のドメインサイズの測定へのスピン拡散NMRは,特に不均一ポリマーの場合にますます一般的なっている。主に高磁場の場合のようなT₁緩和が無視できる条件では,スピン拡散の発展に対する解析的および近似的解を得ることができる。更に一般的な条件へこの手法を拡張するために,T₁が典型的なスピン拡散時間と同オーダーの大きさになる低磁場でのモデルポリマーにおける磁化の拡散の包括的な研究を行った。T₁の効果について研究し,初速度近似の適用に先立つ逆補正のための最適T₁値を明示するために,拡散方程式に基づき,縦緩和を含む数値シミュレーションを開発した。飽和回復実験からの見かけの緩和時間またはスピン拡散実験自体に基づく初期傾斜解析のための単純な補正法を提示しその限界について考察した。最善の方策はTEM研究とスピン拡散と飽和回復カーブの完全なフィッティングによって得られたドメインサイズを忠実に再現する。そのような独立したデータセットの完全なフィッティングによって,正確なドメインサイズだけでなく,スピン拡散係数と真の縦緩和時間も得られる。スピン拡散カーブに対する明確な運動性を有する界面の効果ならびに異なった磁化フィルターの使用による検出された低分解能のFIDシグナルの成分への高信頼性の分解に関する実際的なヒントについて詳細に考察した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  弱磁場 ,  *スピン拡散 ,  核磁気緩和 ,  緩和時間 ,  拡散方程式 ,  スピン-格子緩和 ,  磁気飽和 ,  曲線あてはめ ,  ブロック共重合体 ,  計算機シミュレーション ,  磁気フィルタ ,  *SBS【重合体】 ,  星状重合体 ,  MASNMR ,  拡散係数 ,  電子顕微鏡観察 ,  回復 ,  分域構造
準シソーラス用語： スピン拡散NMR ,  縦緩和 ,  数値シミュレーション ,  飽和回復

分類 (2件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多相 ,  固体 ,  研究 ,  低磁場 ,  スピン拡散 ,  NMR