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J-GLOBAL ID:200902292578175019   整理番号:08A0634156

光化学系Iにおける一次電荷分離の温度依存エネルギーギャップ:77~268Kでの遅延蛍光研究

Temperature-Dependent Energy Gap of the Primary Charge Separation in Photosystem I: Study of Delayed Fluorescence at 77-268 K
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  号: 21  ページ: 6695-6702  発行年: 2008年05月29日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホウレンソウからエーテル抽出し,単離した光化学系Iの反応中心における蛍光減衰と電荷再結合の動力学を調べた。広い10nsに至る時間範囲にわたってピコ秒時間分解能でもって30~40nsの蛍光寿命を有する遅い蛍光減衰成分を268~77Kのすべての温度で調べた。試料中の二次アクセプタフィロキノンの欠乏によって増加する電荷再結合を通して再生される一次ドナーP700*の一重項励起状態から発する遅延蛍光としてこの成分を説明した。蛍光速度論の解析は広い温度範囲にわたってP700*と一次ラジカル対(P700+A0-)間の標準自由エネルギー差-ΔGを見積もことを可能にした。-ΔG値を268/77Kで160/36meVと見積り,温度に対する高い感受性を指示した。また,ジチオナイトの存在で予備照射によって二次アクセプタのキノンが部分的に予備還元される単離光化学系Iの遅延蛍光において,-ΔGの温度依存性を見積った。結果は-ΔGの温度依存性が紅色細菌反応中心,光化学系II及び光化学系I反応中心に共通する一般的現象であることを示した。
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分類 (2件):
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光合成  ,  有機化合物の物理分析 
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