抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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栄養繁殖を前提として育成されたトマト品種を側枝で増殖する場合に,葉位間で均一な側枝をより多く発達させることを目的とした。側枝の発達に及ぼす品種,主枝の摘心および誘引方向の影響を調べた。1)側枝発生数に品種間差はないが,発達速度には,果実のタイプで分けられる品種間差があった。2)摘心は下葉位の側枝の発達を促進して各葉位の側枝長が均一化するが,ほぼ同じ大きさの側枝を得るには至らなかった。3)側枝採取数は,水平誘引によって処理直後には増えるが,最終的には母株の葉腋数によって制限された。4)二次側枝の利用により65倍程度の増殖効率になることが明らかになった。