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J-GLOBAL ID:200902292611951933   整理番号:09A0078236

Medicago truncatula(ウマゴヤシ属)の根毛における感染糸伸長の機構および関連する根粒菌コロニー化との動的相互作用

Mechanism of Infection Thread Elongation in Root Hairs of Medicago truncatula and Dynamic Interplay with Associated Rhizobial Colonization
著者 (6件):
資料名:
巻: 148  号:ページ: 1985-1995  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Medicago truncatulaのような温帯のマメ科植物に対して,内部共生的窒素固定根粒菌は根毛を通して宿主の根に侵入しており,さらに根組織の内部へは,感染糸(IT)として知られる細胞間アポプラスト画分を経由してアクセスしている。生きた根毛におけるITの発達を調べるために,M.truncatulaについてITの成長と関連する細胞内動態の共焦点顕微鏡観察を行った。ITエンベロープと宿主の小胞体の蛍光標識は,ITの成長が不連続なプロセスであり,根毛陥入速度の変動性は宿主細胞の細胞構造の変化を反映していた。蛍光標識Sinorhizobium melilotiの同時的使用によって,ITの成長中の先端に細菌不在のゾーンがしばしば存在し,細菌との接触がIT形成の進行に必須ではないことがさらに明らかになった。これらのin vivo実験によって,細菌ファイル内のギャップはIT発育の初期には普通であり,ファイルの断片がITを下方へ集団的にスライドできることがわかった。これらのことから,ITの成長には樹枝状菌根菌類による細胞内感染と類似の宿主にドライブされる細胞機構が含まれ,その不規則な成長は感染する根粒菌による律速的コロニー化の結果であり,細菌のコロニー化には細菌細胞の分裂とアポプラスト画分の細胞外マトリックスにおけるスライド運動の組合せが関係していると考えた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  異種生物間相互作用 

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