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J-GLOBAL ID:200902292733199892   整理番号:08A0926982

脂肪酸結合蛋白質は肥満細胞でのLPS誘導性TNF-α産生を制御する

Fatty acid-binding protein regulates LPS-induced TNF-α production in mast cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 79  号: 1-2  ページ: 21-26  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: C0739A  ISSN: 0952-3278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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おそらく細胞脂質代謝およびシグナル伝達を介したマクロファージおよび樹状細胞のサイトカイン産生での脂肪酸結合蛋白質(FABP)の関与の証拠が増加している。最近,肥満細胞(MC)はサイトカイン産生の修飾を介して免疫応答に関与することが明らかとなっているので,一部のFABPもMCの免疫応答に関与することが可能である可能性がある。本研究では,表皮型FABP(E-FABP)がマウス骨髄由来MC(BMMC)で発現していることを見いだした。遺伝学的にE-FABPがヌルの変異マウス由来のBMMCを用いて,BMMCにおいてE-FABPがリポ多糖類(LPS)刺激後にTNF-αの産生において鍵となる役割を果たすことを明らかにした。in vivo敗血症腹膜炎モデル(盲腸結紮および穿刺モデル)において,E-FABPヌルマウスは野生型マウスと比較して有意な死亡率の増加を示した。しかし抗原誘導サイトカイン産生において,野生型およびE-FABPヌルBMMCの間で有意差を認めず,全身アナフィラキシーは野生型およびE-FABPヌルマウスの両者においてin vivoで同等に誘導された。これらの結果は,E-FABPがMCのLPS誘導性サイトカイン産生に特異的に関与し,可能性としてTNF-α産生の制御を介して,細菌感染に対する宿主防御において役割を果たしえることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  生物学的機能 
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