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J-GLOBAL ID：200902292795078080   整理番号：09A1223606

周波数共用型コグニティブ無線におけるセンシングレベルに関する検討

A Study of Sensing Level for Spectrum Shared Cognitive Radio

著者 (1件)： 藤井威生 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 248(USN2009 28-46)  ページ： 25-31  発行年： 2009年10月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿はコグニティブ無線での利用が期待されている同一周波数での複数システム共用時に,その共存方法として考えられる電力制御による周波数共用と時分割による周波数共用について,相互に無線信号を検知するセンシング機能に注目し,センシングレベルとシステム間の距離により,適する周波数共用手法が異なることを明らかにする。通常コグニティブ無線技術として考えられている周波数共用は,プライマリシステムを固定パラメータとし,セカンダリシステムが電力制御やスペクトル制御でお互いに干渉とならない周波数共用を行うことが考えられている。一方,無線LANなどとの周波数共用を考えた場合,プライマリシステムがキャリアセンス機能を持つことも考えられ,この場合は時分割での周波数共用の可能性がある。本稿ではキャリアセンスレベルがこれらの周波数共用手法の特性に大きな影響を与えることを明らかにする。また,これらの解析結果を元にして,プライマリシステムがキャリアセンス機能を持つ場合に適した周波数共用手法について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： 無線伝送 ,  周波数利用効率 ,  *周波数割当 ,  *電力制御 ,  プロトコル ,  多元接続通信 ,  検出 ,  電磁干渉
準シソーラス用語： CSMA ,  MACプロトコル ,  *コグニティブ無線 ,  センシング ,  *周波数共用

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 周波数共用 ,  コグニティブ無線 ,  センシング