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J-GLOBAL ID：200902292886052882   整理番号：09A0720165

次世代情報教育の構築に向けて-情報教育環境-添削待ち時間を適切にするためのレポート管理機構の効果

著者 (5件)： 熊谷陽 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  LI Xioyong (静岡大 大学院理工学研究科) ,  松澤芳昭 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  太田剛 (静岡大 情報) ,  酒井三四郎 (静岡大 情報)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 26  号： 1  ページ： 68-78  発行年： 2009年05月31日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学生の提出したレポートが一定の水準に達するまで,幾度かレポートを教員が添削するレポート提出形態を取り上げて,ターンアラウンド時間(添削して返却するまでにかかる時間)における教員がレポートの添削を開始するまでの添削待ち時間に着目し,それを適切にするためのレポート管理を支援するシステムを提案した。具体的には,提案システムが実装する機能(設定された優先度に従った添削順の提示,特定の条件に合う学生へのメール同報送信,添削完了の通知,レポートの一覧機能)を提示し,レポート管理(ワークフローについて分析し,レポートの管理情報にマッピングする),レポートの状態管理(レポートの状態を学生と教員に表示する),レポートの添削順を決定する基準,ワークフローのマッピング等について説明した。さらに,実装した機能を教員と学生が実際に利用した結果を,1)レポートの再提出間隔,2)レポートの添削待ち時間,3)システム機能の評価,について考察した。

シソーラス用語： *CMI【計算機】 ,  学校教育 ,  大学 ,  カリキュラム ,  *誤り訂正 ,  フィードバック ,  ワークフロー ,  eラーニング ,  管理システム ,  協調作業 ,  *Web【情報システム】 ,  待ち時間 ,  支援プログラム ,  情報管理システム ,  電子メール
準シソーラス用語： *コンテンツ管理システム ,  *レポート ,  情報教育

分類 (3件)： CAI  (JE09000G) ,  計算機網  (JC03000K) ,  技術教育  (JA01050T)

引用文献 (6件)：

• (1)Li, X., Sumi, N., Nakagawa, S., Deguchi, H., Ohta, T., Sakai, S.: “An Implementation of a Web-based Interactive Report Correction Support System”, The Journal of Information and Systems in Education, Vol. 4, No. 1, pp. 55-64 (2005)
• (2)角 世元,李 暁永,出口博章,太田 剛,酒井三四郎:“オンラインレポート添削支援システムにおけるターンアラウンド時間の分析”,情報処理学会論文誌,Vol. 48,No. 8,pp. 2781-2790(2007)
• (3)Moodle:http://moodle.org/
• (4)米満 潔,梅崎卓哉,藤井俊子,江原由裕,穗屋下茂,角 和博,高崎光浩,大谷 誠,大月美佳,皆本晃弥,岡崎泰久,渡辺健次,近藤弘樹:“MoodleとXOOPSを基盤とし大学の要求を考慮した学習管理システムの開発と運用”,情報処理学会論文誌,Vol. 48,No. 4,pp. 1710-1720(2007)
• (5)Pnuts:https://pnuts.dev.java.net/

タイトルに関連する用語 (6件)： 次世代 ,  情報教育 ,  構築 ,  教育環境 ,  待ち時間 ,  レポート