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J-GLOBAL ID:200902292937603919   整理番号:08A0894574

500m高温超伝導送電ケーブルの開発

著者 (6件):
資料名:
号: 107  ページ: 9-11  発行年: 2005年10月15日 
JST資料番号: L0896A  CODEN: FSNEFR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超電導ケーブルは,液体窒素温度(77K)で超電導となる酸化物超電導線材を用いることで,現用の地中送電線よりコンパクトでありながら大容量の送電が可能なケーブルを実現出来る。超電導電力機器の実用化促進するために,経済産業省産業技術環境局は平成12年度より5カ年計画で(交流超電導電力機器基盤技術研究開発)のプロジェクトを発足させ,超電導発電関連機器・材料組合(Super-GM)が研究を実施し,本研究の超電導ケーブルの開発を実施した。実際のケーブはマンホール間隔で敷設され,長いものは500mもあるので,500mの超電導ケーブルを作製することになった。超電導ケーブルの性能を検証するために,500mの長さで,更に各所に実際の敷設形態を模擬した箇所を設けた試験レイアウトで試験を行った。超電導ケーブルは,Bi2223超電導テープを軸芯に巻き付けて導体としたもので,絶縁層と超電導シールド層を付けたケーブルコアを,液体窒素を流す断熱化管の内部に収容している。ケーブ製造の結果,超電導線の臨界電流は製造後も劣化なく,断熱管に於いては従来2W/m程度の熱侵入が1W/mに半減出来た。フィールド試験は設計仕様を満足し,更に負荷変動試験,過酷・限界性能試験に於いてもケーブルの絶縁破壊,クエンチ等が発生せず,試験後も性能低下は見られなかった。冷凍システムに関しても冷凍機が故障した際のケーブルへの影響を調査したが限界時間として設定した60分でもケーブルは正常に通電を継続出来た。一連の試験により,超電導ケーブルの実用化に向けて大きく前進した。
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分類 (1件):
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電線・ケーブル 
引用文献 (5件):
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