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J-GLOBAL ID：200902293070808659   整理番号：09A0814682

水溶液プロセス科学の新展開 水溶液プロセスの特徴と応用展開

著者 (1件)： 平野正典 (愛知工大 工)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 44  号： 8  ページ： 598-601  発行年： 2009年08月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「水」を溶媒として利用する水溶液プロセスは,セラミックのプロセッシング技術の一つとして古くて新しいプロセスである。本稿では,加水分解法,均一沈殿法,水熱法,ゾル-ゲル法など従来法の延長線上にある水溶液プロセスを応用した物質の合成例について概説した。1)複酸化物結晶微粒子の直接合成:スピネル構造ZnGa₂O₄蛍光体,2)固溶体微粒子の直接合成:CeO₂-ZrO₂系固溶体微粒子,Scを固溶したアナターゼ型TiO₂微粒子,3)準安定相及び新規化合物の合成:ジルコン型の新しいZrGeO₄結晶,アナターゼ型Se_xTi_1-2xNb_xO₂,4)粒子径及び形態の制御:ウィスカ状ZrO₂など,5)コンポジットの合成:チタニア/シリカコンポジットなど。

シソーラス用語： *セラミック ,  *化学合成 ,  *水溶液 ,  加水分解 ,  沈殿 ,  水熱合成 ,  ゾル-ゲル法 ,  酸化物 ,  蛍光体 ,  酸化亜鉛 ,  酸化ガリウム ,  固溶体 ,  部分安定化ジルコニア ,  酸化セリウム ,  酸化チタン ,  複合材料 ,  結晶形態 ,  微粒子 ,  ホイスカ ,  形状制御 ,  ナノ構造 ,  複合酸化物 ,  ソフト化学合成 ,  サーボ制御
準シソーラス用語： ソフト化学 ,  コンポジット材

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (47件)：

• KASUGA, T. Langmuir. 1998, 14, 3160-3163
• DAWSON, W. J. Am. Ceram. Soc. Bull. 1988, 67, 1673-1678
• KOMARNENI, S. Current Science. 2003, 85, 1730-1734
• 日高一久. セラミック微粉末技術. 1994, 34-41
• 青木昌史. セラミック微粉末技術. 1994, 59-65

タイトルに関連する用語 (5件)： 水溶液 ,  プロセス ,  科学 ,  展開 ,  応用