文献

J-GLOBAL ID：200902293193941930   整理番号：08A0272920

高性能・高実用的キラル希土類錯体触媒の開発と利用

著者 (3件)： 古野裕史 (九大 先導物質化研) ,  鬼束聡明 (九大 先導物質化研) ,  稲永純二 (九大 先導物質化研)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 59  号： 4  ページ： 318-322  発行年： 2008年04月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希土類イオンの特性を利用して,キラル及びアキラル配位子を適切にデザインすることにより,熱力学的に安定な触媒活性種の自発生成が可能になると考えた。本検討結果得られた,実用性の高いキラル希土類錯体触媒に関し,下記事項について解説した。1)希土類キラルりん酸塩触媒(希土類ーりん酸ビナフチル(BNP)型錯体),a)不斉ヘテロDiels-Alder反応,b)窒素求核剤を用いる不斉Michael付加反応。2)均一系キラルスカンジウムアルコシキド触媒。3)均一系キラルランタンアルコシキド触媒。4)不均一系キラルランタンアルコシキド触媒。5)高分子固体触媒を用いた共役エノンの不斉エポキシ化反応。

シソーラス用語： リン酸塩 ,  Michael反応 ,  Diels-Alder反応 ,  *改良 ,  性能評価 ,  *実用化 ,  *錯体 ,  *配位子 ,  *希土類元素化合物 ,  触媒設計 ,  触媒反応 ,  *触媒調製 ,  均一系反応 ,  エポキシ化 ,  *不斉配位子 ,  熱力学的安定度 ,  *キラル錯体
準シソーラス用語： Michael型付加反応 ,  *性能改善 ,  *キラル配位子 ,  *稀土類化合物 ,  アキラル配位子 ,  熱力学的安定性 ,  エポキシ化反応

分類 (3件)： 無触媒反応一般  (CB06040N) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  触媒の性質一般  (CB06121R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高性能 ,  キラル ,  希土類錯体 ,  触媒 ,  開発