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J-GLOBAL ID：200902293286437639   整理番号：09A1084318

磁気トンネル構造におけるスピン分極輸送と動力学

Spin-Polarized Transport and Dynamics in Magnetic Tunneling Structures

著者 (11件)： CAO R. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  MORIYAMA T. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  WANG W. G. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  FAN X. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  KOLODZEY J. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  CHEN S. H. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  CHEN S. H. (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  CHANG C. R. (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  TSERKOVNYAK Y. (Univ. California, CA, USA) ,  NIKOLIC B. K. (Univ. Delaware, DE, USA) ,  XIAO J. Q. (Univ. Delaware, DE, USA)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 45  号： 10  ページ： 3434-3440  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最初に,MgO障壁層を有する磁気トンネル接合(MTJ),CoFeB/MgO/CoFeB,の急速熱アニーリングの下での結晶構造変化をアニーリング時間の関数としてX線回折により調べ,同時にトンネル磁気抵抗(TMR)の変化を測定した。TMRの変化は非常に短い時間で起こることを明らかにした。この変化はMgOの(001)結晶構造の形成に関係していることを示した。次に,MTJにおけるスピン動力学を直接的な電気測定により調べた。F/I/NおよびF/I/F接合では非常に大きな電圧の発生が観測された。これは標準的なスピンポンピング理論から予測される結果とは異なっている。ここでは,強磁性多層構造におけるスピンポンピング効果の理論的定式を提案した。この定式からはMTJのスピンおよび電荷ポンピングの明瞭な物理的描像が得られる。

シソーラス用語： *トンネル接合 ,  *電流 ,  動力学 ,  被覆層 ,  酸化マグネシウム ,  RTA【熱処理】 ,  X線回折 ,  磁気抵抗効果 ,  結晶構造 ,  励起 ,  *磁気トンネル接合 ,  *スピン電流
準シソーラス用語： *スピン分極電流 ,  障壁層 ,  トンネル磁気抵抗 ,  電荷ポンピング ,  スピンポンピング

分類 (1件)： 金属-絶縁体-金属構造  (BM03087F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 磁気 ,  トンネル構造 ,  スピン分極輸送 ,  動力学