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J-GLOBAL ID：200902293367210400   整理番号：08A0826219

浮流重油自動追従ブイの実海域試験

著者 (6件)： 吉江宗生 (港湾空港技研) ,  藤田勇 (港湾空港技研) ,  竹崎健二 (港湾空港技研) ,  加藤直三 (大阪大 大学院工学研究科) ,  千賀英敬 (大阪大 大学院工学研究科) ,  奥山煙郎 (三井造船 昭島研)
資料名： 海洋開発論文集  (Annual Journal of Civil Engineering in the Ocean, JSCE)
巻： 24  ページ： 1057-1062  発行年： 2008年06月25日 
JST資料番号： L0321A  ISSN： 0912-7348  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1997(平成9)年1月2日に,日本海において発生したナホトカ号による重油流出事故は,隠岐島沖で流出が始まり,1月7日に福井県三国町海岸に最初に漂着し,1月24日には山形県に達した。漂流油の状況は,航空機等で確認し報告されるが,逐次監視であり,夜間監視は困難である。そこで,港湾空港技術研究所では,大学および民間と共同で,漂流油内に投入するとこれに追随するブイを研究開発した。ブイは,通常無動力で流れながら,油の存否,海表面付近の風向・風速・流向・流速・GPSデータを観測発信し,漂流油と位置がずれた場合,これを感知して,再び油膜内に移動するものであり,これらのデータからより確実な現場の作戦や漂流予測が可能となる。

シソーラス用語： *流出油 ,  *観測ブイ ,  漂流 ,  追従制御 ,  海流 ,  方向 ,  *現場試験 ,  現場 ,  GPS ,  流向 ,  流体流
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  現地 ,  *実海域試験 ,  漂流油

分類 (1件)： 海洋汚濁  (SB02040B)

引用文献 (2件)：

• 1) 奥山悦郎, 五十嵐和之, 加藤直三, 千賀英敬, 吉江宗生, 藤田勇「浮流重油追従ブイセンサシステム開発」日本船舶海洋工学会講演会論文集, 2007. 5.
• 2) 竹崎健二, 藤田勇, 吉江宗生, 加藤直三, 奥山悦郎「浮流重油自動追跡ブイの自然流下特性実験」土木学会第62回年次学術講演会講演集, 2007. 9

タイトルに関連する用語 (4件)： 重油 ,  ブイ ,  海域 ,  試験