文献

J-GLOBAL ID：200902293399373025   整理番号：08A0712237

アジサイ葉化ファイトプラズマ感染奇形花からの抗原性膜蛋白質(Amp)遺伝子のクローニングとその性状およびAmpの組織内検出

Cloning and Characterization of the Antigenic Membrane Protein (Amp) Gene and In Situ Detection of Amp from Malformed Flowers Infected with Japanese Hydrangea Phyllody Phytoplasma

著者 (9件)： ARASHIDA R. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAKIZAWA S. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISHII Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HOSHI A. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  JUNG H.-Y. (Kyungpook National Univ., Daegu, KOR) ,  KAGIWADA S. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMAJI Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OSHIMA K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAMBA S. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 98  号： 7  ページ： 769-775  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アジサイ葉化(JHP)ファイトプラズマは感染アジサイの花に種々の奇形を生じ,日本国内では普通に発生が認められ経済的被害も大きい。JHPファイトプラズマ由来の抗原性膜蛋白質(Amp)遺伝子のホモログをクローニングして性状を決定し,大腸菌細胞内で発現させるとともに,JHP-Ampに対する抗体を作製した。JHP-Ampへの抗体は近縁であるタマネギ黄化ファイトプラズマ由来のAmpには交叉反応せず,その特異性はAmpの親水性ドメインの高度な分化によるものと考えられた。JHP-Ampの組織内検出により,JHPファイトプラズマは奇形花の師部に局在することが認められた。

シソーラス用語： *ユキノシタ科 ,  *花卉 ,  *植物病原菌 ,  奇形 ,  花 ,  生体内分布 ,  遺伝子クローニング ,  *外膜タンパク質 ,  グラム陰性菌 ,  *免疫原性 ,  免疫交差反応 ,  ふるい部 ,  遺伝子 ,  *モリクテス綱 ,  *アジサイ ,  *マイコプラズマ属 ,  *微生物 ,  反応 ,  免疫応答 ,  *細菌
準シソーラス用語： *ミコプラズマ ,  Amp遺伝子 ,  *アジサイ葉化ファイトプラズマ ,  フィトプラズマ ,  *マネギ黄化ファイトプラズマ ,  抗原性 ,  *細菌外膜蛋白質

分類 (3件)： 花き・花木  (FC03044O) ,  細菌による植物病害  (FC04053P) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (12件)： アジサイ ,  プラズマ ,  感染 ,  奇形 ,  花 ,  抗原性 ,  膜蛋白質 ,  AMP ,  遺伝子 ,  クローニング ,  性状 ,  組織