文献

J-GLOBAL ID：200902293401819320   整理番号：08A0158331

生物活性脂質シグナル伝達の原理:スフィンゴ脂質から学ぶこと

Principles of bioactive lipid signalling: lessons from sphingolipids

著者 (2件)： HANNUN Yusuf A. (Medical Univ. South Carolina, South Carolina, USA) ,  OBEID Lina M. (Dep. of Veterans Affairs, South Carolina. USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 9  号： 2  ページ： 139-150  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物活性脂質の急速に拡大している分野は,セラミド,スフィンゴシン,スフィンゴシン-1-りん酸(S1P),セラミド-1-りん酸とリソ-スフィンゴミエリンのような多くのスフィンゴ脂質である。今回,スフィンゴ脂質シグナル伝達の複雑性(スフィンゴ脂質代謝の相互関連性,スフィンゴ脂質シグナル伝達の平行ネットワーク,生物活性スフィンゴ脂質の細胞下局在,生物活性スフィンゴ脂質の輸送),作用機序:セラミドとS1P,スフィンゴ脂質介在細胞調節(スフィンゴ脂質の生合成とストレス反応,酸性スフィンゴミエリナーゼ(SMアーゼ)とストレスシグナル伝達の回収経路,サイトカイン作用の中性SMアーゼ2,炎症と血管新生におけるスフィンゴシンキナーゼ1-S1P)について概説した。これらの変化した細胞機能の機序解明はスフィンゴ脂質代謝の複雑な経路,脂質産生と脂質作用を調節する機序の理解に必要であると結論した。

シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *スフィンゴ脂質 ,  セラミド ,  アミノアルコール ,  スフィンゴミエリン ,  ネットワーク ,  スフィンゴミエリナーゼ ,  サイトカイン ,  炎症 ,  血管新生 ,  アルコールホスホトランスフェラーゼ ,  細胞内輸送 ,  膜輸送 ,  脂質膜 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  オレフィン化合物 ,  不飽和アルコール ,  ジオール ,  第一アミン ,  第二アルコール ,  リン脂質
準シソーラス用語： ストレス反応 ,  スフィンゴシンキナーゼ1 ,  酸性スフィンゴミエリナーゼ

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB05020M) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： スフィンゴシン ,  スフィンゴシン-1-りん酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物活性 ,  脂質シグナル伝達 ,  原理 ,  スフィンゴ脂質