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J-GLOBAL ID：200902293633387370   整理番号：09A0135326

地方開発のエンジニアリング

Engineering Rural Development

著者 (2件)： PARIKH Tapan S. (Univ. California, Berkeley) ,  PARIKH Tapan S. (Univ. Washington, Seattle)
資料名： Communications of the ACM (Association for Computing Machinery)  (Communications of the ACM (Association for Computing Machinery))
巻： 52  号： 1  ページ： 54-63  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： B0330B  ISSN： 0001-0782  CODEN： CACMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コンピュータ科学者や工学者は世界の発達にどのように貢献をすべきであろうか。特に,開発途上国の地方の発展への貢献を考察する必要がある。数学分野では,コンピュータの役割は数学者が数学を研究できるようにすることだと言われる。同様に,地方開発におけるコンピュータの役割は,開発実践者が開発に専念できるようにすることである。開発経済学者は理論駆動のアプローチの限界を認識しつつある。取るべき道は,個々の問題を認識し,その解を計画し,実行し,評価し,そして,それを反復すると共に,より大きな規模へと拡大することである。正に,エンジニアリングである。情報通信技術は解決の万能薬ではなく,NGOなどの地方での活動をより効果的に進めるべく,情報交換等を促進するツールである。新しいアイデアの創造,交換,実装,配布などに役立てるべきである。本稿では,地方開発におけるNGOの関わりを主として述べたが,政府機関も同様である。こうしたコンピュータの役割を研究するには社会科学からの方法論を必要とする。単なるユーザインタフェース研究から離れて,ユーザ対ユーザのエンドツーエンドアプリケーションやシステム設計が必要とされる。学生も,コンピュータの原理だけではなく,人間の特定目的達成のためのコンピューティングシステム設計と評価法を学ぶべきである。

シソーラス用語： 経済開発 ,  *地域経済 ,  *地域政策 ,  *情報政策 ,  工学 ,  計算機科学 ,  科学者 ,  技術者 ,  発展途上国 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  情報交換 ,  社会科学 ,  計算機システム開発 ,  *地域開発
準シソーラス用語： NGO ,  エンジニア ,  エンジニアリング ,  コンピュータ科学 ,  開発途上国 ,  *経済政策 ,  情報通信技術 ,  *地方経済

分類 (3件)： 産業経済  (KA02000Y) ,  科学技術政策・制度・組織  (KA01020N) ,  科学技術政策・制度・組織  (JA01020M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 地方 ,  開発 ,  エンジニアリング