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J-GLOBAL ID：200902293652536629   整理番号：08A0578654

進化的及び分子的状況における鳥媒花

Bird-pollinated flowers in an evolutionary and molecular context

著者 (2件)： CRONK Quentin (Univ. British Columbia, Vancouver, CAN) ,  OJEDA Isidro (Univ. British Columbia, Vancouver, CAN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 59  号： 4  ページ： 715-727  発行年： 2008年 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鳥媒花の主要な表現型形質について概説し,鳥媒花の表現型の収束進化に関する三つの有望なモデル系を考察した。第一の系は,サツマイモ(Ipomoea)属であり,アントシアニン生合成経路の調節の変化が,花色が紫から赤への移行と,受粉媒介動物がミツバチからハチドリへの移行に関連している。第二の系は,ミゾホオズキ(Mimulus)属(ゴマノハグサ科)であり,鳥媒への移行は花色と花形の変化が基になっていて,大きな効果を持つ一つの量的形質遺伝子座が,花の着色を調節し,ミツバチとハチドリの相対訪花率に影響を及ぼしている。第三の系は,ミヤコグサ(Lotus)属(マメ科)であり,鳥媒への移行は,花の色,向き,大きさと,花弁の形態の相違に関連している。

シソーラス用語： *動物媒 ,  虫媒 ,  *花 ,  表現型 ,  *生物進化 ,  ハチドリ科 ,  *鳥類 ,  サツマイモ属 ,  ゴマノハグサ科 ,  ミヤコグサ属 ,  アントシアニン ,  色 ,  形態 ,  生合成 ,  代謝経路 ,  量的形質遺伝子座 ,  遺伝子 ,  植物色素 ,  生態学 ,  食行動 ,  環境順応 ,  システムモデル ,  花弁 ,  ミゾホオズキ属 ,  共進化 ,  遺伝子発現調整 ,  スズメ目 ,  *脊椎動物 ,  芳香族縮合化合物 ,  動物行動 ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節 ,  スズメ類 ,  タイヨウチョウ科 ,  *鳥媒 ,  蜜

分類 (2件)： 生殖  (EH02040F) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 進化 ,  分子 ,  状況