抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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滑り量の揺らぎと破壊伝搬速度の揺らぎが,地震波の短周期成分に与える影響を,周期的破壊伝搬速度と周期的滑り分布に対する波形を計算することにより調べた。その結果,周期的滑り分布に対する遠地波形は,滑り量の変動が単純に破壊伝搬の指向性関数でスケールされるのに対し,周期的破壊速度での波形への影響は非線形であり,特に破壊伝搬方向で,波形のピーク付近で先の尖った波形を形成しかつ振幅を極端に増大させることが分かった。また,滑り量と破壊伝搬速度のそれぞれの変動に対する波形の変動を比較し,短周期生成効率を議論した。