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J-GLOBAL ID:200902293877958875   整理番号:09A0144883

LIS1発現の上昇はヒトとマウスの脳発達に影響を与える

Increased LIS1 expression affects human and mouse brain development
著者 (28件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 168-177  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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17p13.3のPAFAH1B1遺伝子(LIS1をコードする)の欠失によって孤発性滑脳症シークエンスが引き起こされ,また,YWHAE遺伝子(14-3-3εをコードする)を含むさらに広範囲の欠失によってミラー・ディッカー症候群が引き起こされる。我々は,血縁関係のない7人に,PAFAH1B1やYWHAE遺伝子に関与する17p13.3の超顕微鏡的重複を同定し,「リバース・ゲノミクス」の手法を用いて,これらの重複する臨床的帰結の特徴を明らかにした。PAFAH1B1量の増加によって,軽度の脳構造異常,中程度から重度の発育遅延および成長障害が引き起こされる。YWHAEとその周辺遺伝子の重複によって,巨人症,軽度の発育遅延および広汎性発達障害のリスクが増し,その結果,共通の顔面異形となる。発生中の脳でコンディショナルにLIS1を過剰発現するトランスジェニックマウスは,脳の大きさの低下,アポトーシス細胞の増加および脳室帯の細胞構成異常(皮質細胞層の特性は保持されているが,細胞極性は低下など)を示した。まとめると,我々の結果は,発生中の脳におけるLIS1発現の増加によって,マウスとヒトでは脳異常が引き起こされることを示す。Copyright Nature Publishing Group 2009
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