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J-GLOBAL ID：200902293987998368   整理番号：08A0816800

培養海馬ニューロン樹状突起の形態に対するレチノイン酸の効果

Effects of retinoic acids on the dendritic morphology of cultured hippocampal neurons

著者 (7件)： LIU Ying (Yamaguchi Univ. Graduate School of Medicine, Yamaguchi, JPN) ,  KAGECHIKA Hiroyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISHIKAWA Junko (Yamaguchi Univ. Graduate School of Medicine, Yamaguchi, JPN) ,  HIRANO Hitoshi (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  MATSUKUMA Satoshi (Yamaguchi Univ. Graduate School of Medicine, Yamaguchi, JPN) ,  TANAKA Kazuko (Yamaguchi Univ. Graduate School of Medicine, Yamaguchi, JPN) ,  NAKAMURA Shoji (Yamaguchi Univ. Graduate School of Medicine, Yamaguchi, JPN)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 106  号： 3  ページ： 1104-1116  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は,ラット培養海馬ニューロンの樹状突起の形態に対するレチノイン酸(RA)の効果を検討した。高用量の13-シス-RA及び全trans-RAは海馬ニューロンの樹状突起の形態発達に対して抑制的な効果を示したが,13-cis-RAの低用量は促進的な効果を示し,全trans-RAには促進効果はなかった。13-cis-RA及び全trans-RAの抑制効果は共に,レチノイドX受容体(RXR)アンタゴニストのPA-452及びレチノイド受容体(RAR)アンタゴニストのLE-540によりそれぞれきっ抗された。13-cis-RAの低用量による促進効果は,RXRアンタゴニスト及びRXRアンタゴニストにより遮断された。これらから著者等は,培養海馬ニューロン樹状突起の形態発達に対するRAの高濃度の抑制的効果はRA受容体を介するものであり,一方,低濃度のRAは促進的効果を示すと結論した。

シソーラス用語： ラット ,  *トド ,  ニューロン ,  *樹状突起 ,  形態 ,  レチノイドX受容体 ,  立体配座 ,  微小管関連タンパク質 ,  免疫染色 ,  視野 ,  ビタミンA ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン ,  不飽和カルボン酸 ,  テルペノイド ,  MAP2 ,  レチノイド ,  ネズミ亜目

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (4件)： LE-540 ,  PA-452 ,  イソトレチノイン ,  レチノイン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 培養 ,  海馬ニューロン ,  樹状突起 ,  形態 ,  レチノイン酸