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J-GLOBAL ID：200902294028089894   整理番号：08A1189393

FRP構成素材入門 第5章 最新動向:リサイクル,ナノ繊維強化複合材料,新成形法-FRPのリサイクル-

著者 (2件)： 鵜沢潔 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  高橋淳 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本複合材料学会誌  (Journal of the Japan Society for Composite Materials)
巻： 34  号： 6  ページ： 245-250  発行年： 2008年11月15日 
JST資料番号： S0977A  ISSN： 0385-2563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今日までのFRPのリサイクルの研究・開発の経緯も含めた概要を下記の項目について説明した。1)FRPのリサイクル手法-サーマル,マテリアルおよびケミカルリサイクル,2)GFRPリサイクルの現状-セメントキルンでの樹脂分のサイマルおよびガラス繊維のセメント原料として利用する廃船処理のセメント原燃料法,3)CFRPリサイクルの現状-製鉄高炉や転炉の原燃料化によるコークス代替,粉砕品のコンクリート強化材,樹脂の熱分解による炭素繊維の回収等,4)CFRPリサイクルのLCA-製造エネルギー原単位の大きい炭素繊維を分離・再利用しやすい熱可塑性樹脂との利用が有利,5)熱可塑性樹脂によるCFRPリサイクル-粉砕CFRP片を混入したポリプロピレン射出成形のリサイクル。

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *リサイクル ,  資源再生 ,  ガラス繊維 ,  炭素繊維 ,  セメントキルン ,  船舶運用 ,  高炉 ,  転炉 ,  ライフサイクルアセスメント ,  ポリプロピレン ,  射出成形 ,  ナノファイバ ,  粉砕
準シソーラス用語： ケミカルリサイクル ,  サーマルリサイクル ,  マテリアルリサイクル ,  廃船

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J)

引用文献 (14件)：

• 野間口兼政. 強化プラスチックス. 2006, 52, 10, 492-499
• 山口晃司. 材料. 2008, 57, 7, 747-752
• 東海林芳郎. 強化プラスチックス. 2006, 52, 10, 466-468
• 高橋儀徳. 強化プラスチックス. 2006, 52, 10, 473-476
• MEYER, L. O. Optimation of a pyrolysis process for recycling of CFRP's. Proceeding of 16th International Conference on Composite Materials, 2007, Kyoto. 2007

タイトルに関連する用語 (6件)： FRP ,  素材 ,  最新動向 ,  リサイクル ,  繊維強化複合材料 ,  成形法