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J-GLOBAL ID：200902294038687838   整理番号：09A0206307

温度サイクルによるシアノバクテリアのKaiCのin vitro概日りん酸化リズムのノンパラメトリック同調

Nonparametric entrainment of the in vitro circadian phosphorylation rhythm of cyanobacterial KaiC by temperature cycle

著者 (5件)： YOSHIDA Takuya ,  MURAYAMA Yoriko ,  ITO Hiroshi ,  KAGEYAMA Hakuto ,  KONDO Takao
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 5  ページ： 1648-1653  発行年： 2009年02月03日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三つのKai蛋白質およびATPはin vitroでKaiCりん酸化の自律性リズムの形成が可能であり,このリズムはシアノバクテリアの日周システムの基本オシレータとして機能していると考えられている。Synechococcus elongatusの種々の温度サイクルで同リズムの解析を行い,20~28時間の温度周期により安定に同調することを見いだした。30から45°Cの間,またはその逆の段階的温度変化は,相依存性様式でリズムの相を移動させた。温度変化に対する相応答曲線に基づいて,1回の温度パルスによる相移動を,ノンパラメトリック同調モデルを用いて推定した。予測された相移動は,実験データと一致した。次に反復温度サイクルによる連続的相移動を2相応答曲線でコンピュータ解析し,実験でのリズムの同調と比較し,両者が一致することを確認した。ノンパラメトリック同調機能は,単純な三つの蛋白質システムでさえも機能していると考えられる。

シソーラス用語： *日周期 ,  タンパク質 ,  *ATPアーゼ ,  温度依存性 ,  リン酸化 ,  体内時計 ,  ノンパラメトリック法 ,  数学モデル ,  応答 ,  Synechococcus elongatus ,  時計タンパク質 ,  *KaiC蛋白質 ,  位相応答 ,  *シネココッカス属 ,  *微生物 ,  *植物 ,  *隠花植物
準シソーラス用語： *Synechococcus

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 温度サイクル ,  シアノバクテリア ,  KaiC ,  りん酸化 ,  リズム ,  ノンパラメトリック ,  同調