抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
RC側ラーメンでは,柱と梁の偏心接合が接合部のせん断耐力を低下させているとの指摘がある。そこで,超高層RC造の偏心接合部を対象とした十字形部分架構のせん断加力実験を行った。本実験では,接合部に入力されるせん断力および偏心率を変動要因として,偏心による接合部のせん断耐力性状を検証した。実験の結果,偏心率の大きい試験体では若干のせん断耐力の低下が認められた。しかしながら,柱の協力幅が柱せいの1/4以下に納まるように偏心率を制限したことで,本実験の偏心による接合部のせん断耐力の低下は,既往の提案式から求まる値ほど大きくはなかった。この点については,既往の実験研究に基づく偏心接合部のせん断耐力性状からも確認できた。(著者抄録)