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J-GLOBAL ID：200902294469072768   整理番号：08A0765122

兵庫県内水田土壌のケイ酸含量と資材施用量の変化

著者 (4件)： 青山喜典 (兵庫県農林水産技術総合セ) ,  望月証 (兵庫県農林水産技術総合セ) ,  松山稔 (兵庫県農林水産技術総合セ) ,  津高寿和
資料名： 兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告(農業編)  (Bulletin of the Hyogo Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries (Agriculture Section))
号： 56  ページ： 37-38  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： F0696B  ISSN： 1347-7722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1979年から2002年にかけて,5年間隔で5回(5巡),兵庫県内水田土壌の可給態ケイ酸含量,資材施用量および灌漑水のケイ酸含量の変化を調査した。1。ケイ酸質資材の施用量は但馬地域以外の県内全域で減少しており,土壌中の可給態ケイ酸含量(酢酸緩衝液抽出法)は4巡目まで減少傾向が認められた。その傾向は,丹波地域で著しかった。2。灌漑水のケイ酸含量は13mg L^-1前後で推移し,調査期間中,顕著な変化は認められなかった。3。今後,さらに資材施用量が減少し,それに伴い土壌中の可給態ケイ酸含量の低下が懸念されているので,ケイ酸質資材の効率的施用と土壌モニタリングの継続が重要であると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 兵庫県 ,  *水田 ,  土壌 ,  *ケイ酸 ,  材料 ,  農業 ,  灌漑用水 ,  監視 ,  水質 ,  農業資材 ,  産業

分類 (1件)： 土壌管理  (FB04070J)

引用文献 (5件)：

• 青山喜典・大塩哲視・松浦克彦・津高寿和 (2002): 有機質資材の11年間連用による水田土壌の変化と水稲の生育 兵庫農技研報 (農業編), 50, 33-36
• 兵庫県農林水産部農政企画局 (2007): ひょうごみどり白書 2006, 70
• 桑名健夫・直原 毅・砂野 正・清水克彦・大谷良逸 (1990): 1986年から1988年にかけての県下主要利水地点における農業用水の水質 兵庫中農技研報 (農業), 38, 109-116
• 望月 証・青山喜典・津高寿和 (2006): 気象要因が堆肥連用水田の水稲収量に及ぼす影響 兵庫農技研報 (農業編), 54, 1-8
• 高橋英一 (2007): 作物にとってケイ酸とは何か農産漁村文化協会, 73-74

タイトルに関連する用語 (6件)： 兵庫 ,  水田土壌 ,  ケイ酸 ,  含量 ,  資材 ,  用量