抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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磁性流体を研磨液として用いたガラス基板の磁気平面ラッピングにおいて,表面粗さと平面度に及ぼす磁場の影響を明らかにするために,垂直磁場を印加可能なラップ加工装置を改造,試作し,研磨実験を行い,磁場下における磁性流体中の砥粒の挙動を観察することによって,以下の知見を得た。(1)異なる粒径の砥粒を用いて研磨実験を行った結果,表面粗さRyは磁場を印加して研磨を行うことによって約20~60%減少し,平面度Δhも約20~60%減少した。特に平均粒径dが4.0μm以下の砥粒を用いた場合においては約50~60%減少した。(2)異なる磁場強度で研磨実験を行った結果,磁場が強くなるに従って表面粗さRyは約20~60%減少し,平面度Δhも約15~60%減少した。(著者抄録)