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J-GLOBAL ID：200902294574959069   整理番号：08A0393847

大気中の多環芳香族炭化水素:発生源の特定,排出に関わる因子及び規制

Atmospheric polycyclic aromatic hydrocarbons: Source attribution, emission factors and regulation

著者 (4件)： RAVINDRA Khaiwal (Centre for Atmospheric and Instrumentation Res. (CAIR), Univ. of Hertfordshire, Hatfield AL10 9AB, GBR) ,  RAVINDRA Khaiwal (Environmental Analysis Group, Micro and Trace Analysis Center, Dep. of Chemistry, Univ. of Antwerp ...) ,  SOKHI Ranjeet (Centre for Atmospheric and Instrumentation Res. (CAIR), Univ. of Hertfordshire, Hatfield AL10 9AB, GBR) ,  VAN GRIEKEN Rene (Environmental Analysis Group, Micro and Trace Analysis Center, Dep. of Chemistry, Univ. of Antwerp ...)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 42  号： 13  ページ： 2895-2921  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多環芳香族炭化水素(PAHs)は大気に普遍的に存在するし,それらのいくつかは既知の最も強力な発癌物質に含まれることから環境中でのPAHの存在に関する関心は高まってきている。PAHs及びその誘導体は有機物質の不完全燃焼により生成するが,それは部分的には森林火災や火山噴火などの自然界での燃焼に由来するものの,ほとんどは人為的な排出に起因している。PAH濃度は様々な郊外及び都市環境で非常に変動しており,それは主に自動車や家庭からの排出に影響を受けている。本総説はPAHsの排出源を特定して特性化するためのデータベースの役割を果たすので,診断率(DR)及び主成分分析(PCA)を含む様々な手法について詳しく考察する。このような手法によりそれぞれのPAHをその発生源に結びつけることができる。本総説ではPAH排出量及び推定排出速度に影響を及ぼす因子についても考察する。気相において低分子量のPAHsの濃度が高いが,ヒトに対して発癌性を示すと考えられているPAHsは大気中の粒子状物質,ことに微細モードの粒子に付随していることが分かっている。多くの国はPAHsの強制的ではない制限値を設けているが,PAH曝露に関して行われた健康リスク研究は,大気質の管理と影響の軽減を考えたときにこれらの汚染について高い優先順位を与えるべきであると強く求めている。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *芳香族縮合炭化水素 ,  *粒状物汚染 ,  汚染源 ,  比率 ,  主成分分析 ,  排出量 ,  速度 ,  リスク ,  発癌性 ,  係数 ,  大気管理 ,  大気質基準
準シソーラス用語： PAH ,  健康リスク ,  診断率 ,  多環芳香族炭化水素 ,  排出係数 ,  排出速度

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大気中 ,  多環芳香族炭化水素 ,  発生源 ,  因子 ,  規制