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J-GLOBAL ID：200902294758914220   整理番号：08A1142897

キャピラリーバリアによる廃棄物処分場の浸透水量の制御に関する研究

Study on using Capillary Barriers to Control the Amount of Water that Permeates Landfills

著者 (7件)： 坂本篤 (日本国土開発 技術事業セ) ,  鈴木正人 (テイク2) ,  西垣誠 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  小松満 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  今井淳 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  佐藤泰 (日本国土開発 技術事業セ) ,  横田季彦 (日本国土開発 技術事業セ)
資料名： 廃棄物学会論文誌  (Journal of the Japan Society of Waste Management Experts)
巻： 19  号： 5  ページ： 318-327  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： L1596A  ISSN： 1883-1648  CODEN： HGROEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最終処分場において,覆土を介して浸透する雨水の量を制御することで,水処理費用の縮減・安定化に即した埋立環境の形成と,その結果から管理期間の短縮や地下水汚染リスクを低下させることが期待される。そこで,雨水浸透水量を抑制する方法の一つであるキャピラリーバリア型覆土について,浸透水量制御の観点から覆土の構造について検討するとともに,表面流や蒸発などによって,浸透水量を約半減させる役割をなす表層の砂質土や粘性土などの鉛直方向の透水性について検討した。この結果,浸透水量制御範囲の拡大および浸透水量の均等化に有効な覆土構造を提案し,屋外実規模試験覆土によってその有効性を確認した。また,本覆土の浸透水量を予測するための解析手法について提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： *廃棄物処分施設 ,  埋立地 ,  *人工バリア ,  *遮水壁 ,  土地被覆 ,  浸透水 ,  多孔質中の流れ ,  表面流 ,  実用化試験 ,  予測技法 ,  実証実験 ,  透水性 ,  維持管理 ,  地中処分 ,  *施設
準シソーラス用語： キャピラリー

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  不均質流  (BC02060J)

引用文献 (23件)：

• 鈴木正人. 降雨浸透抑制型覆土の屋外試験について. 環境の計画. 1997, 4, 別冊特集3, 8-13
• 東條安匡. キャピラリーバリアを用いた廃棄物埋立地底部集排水構造に関する研究-実験的研究-. 土木学会論文集. 2001, 692/VII-21, 53-62
• 斎田勇三. 覆土を通過する降雨浸透水量の測定例. 日本原子力学会2003年秋の大会. 2003, 602
• 大東憲二. 土壌汚染拡大防止対策としてのキャピラリーバリアの室内実験. 地盤工学研究発表会発表講演集, 2002. 2002, 37, 1241-1242
• OLDENBURG, C. M. On Numerical Modeling of Capillary Barriers. Water Resources Research. 1993, 29, 4, 1045-1056

タイトルに関連する用語 (4件)： キャピラリーバリア ,  廃棄物処分場 ,  浸透水 ,  研究