抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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年間漁労利益が最大となるまき網漁船船型の主要目について,ピットストリングおよび実数値の2つの遺伝的アルゴリズムを用いて検討した。2つの遺伝的アルゴリズムから求められた船型主要目は幾分異なっていたが,ほぼ同程度の年間利益となった。この結果は,極大値が複数存在する多峰性の目的関数に対して,本研究で採用した遺伝的アルゴリズムが有効であることを示した。特に,実数値遺伝的アルゴリズムはプログラミングも容易であることから,船型計画の初期検討において有用な手段となると判断した。