抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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板圧延での板の座屈には山や谷の稜線が圧延方向とある角度をなすクロスバックルと圧延方向と平行である縦バックルがある。本研究では,調質圧延時に発生する縦バックルを座屈の初等解析法により解析して,縦バックルの発生機構を検討した。また,解析に仮定した弾性座屈の妥当性を2次元弾塑性FEM解析により検証した。得られた結果を文献での結果と比較し論議した。以下の結果を得た。1)Hcrtzの公式よる材料とロールの接触率の計算方法,ロール間隙内の材料内部の応力分布を求める方法,初等解析法により縦バックルの波長を求める方法を提案した。2)解析より得られた縦バックルの波長が,実験より得られた縦バックルの波長と概ね一致した。3)縦バックルの発生原因が,ロールの表面粗さであることを明らかにした。