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J-GLOBAL ID:200902294959315650   整理番号:08A0156202

水試料中の鉛を定量するための微小試料注入を用いるフレーム原子吸光分析と分散液-液ミクロ抽出の組み合わせ

Combination of dispersive liquid-liquid microextraction with flame atomic absorption spectrometry using microsample introduction for determination of lead in water samples
著者 (8件):
資料名:
巻: 610  号:ページ: 135-141  発行年: 2008年03月03日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水試料中の鉛を定量するため,フレーム原子吸光分析(FAAS)と分散液-液ミクロ抽出(DLLME)を組み合わせた。キレート剤,抽出溶媒及び分散溶媒としてそれぞれジエチルジチオりん酸(DDTP),四塩化炭素及びメタノールを用いた。非可燃性塩素化有機抽出物の微小容積を噴霧化するために新しいFAAS試料注入システムを用いた。空気-アセチレン炎への有機抽出物の体積20μlを注入することで,非常に感度の良いスパイク状の,そして再現性のある信号を得ることができた。ミクロ抽出及び錯体生成における二三の有効なパラメータを選択して,最適化した。これらのパラメータにはそれらの体積,抽出時間,塩効果,キレート剤のpH及び量のみならず抽出及び分散溶媒の型が含まれる。最適化条件では,試料体積25.0mlについて濃縮係数450を得た。予備濃縮あり/なしの場合の検量線の傾斜比として計算した増強因子は約1000であった。検量線は1~70μg/lの範囲で線形であり,検出限界は0.5μg/lであった。5.0及び50μg/lの鉛の7回の繰返し測定における相対標準偏差(RSD)はそれぞれ3.8及び2.0%であった。スパイク濃度20μg/lの水道水,井戸,河川及び海水試料における鉛の相対回収率は93.8から106.2%の範囲にあった。文献データに基づいて,ここに提案した方法の特性を共沈のみならず液液抽出(LLE),曇り点抽出(CPE),オンライン及びオフライン固相抽出(SPE)のそれらと比較した。操作の単純性,迅速性,低価格,高い濃縮係数,良好な繰返し性及び抽出溶媒のマイクロリットルレベルといった低い消費がここに提案した方法の主な利点である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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抽出  ,  水中の汚染物質の物理分析  ,  鉛とその化合物 

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