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J-GLOBAL ID:200902295023487693   整理番号:08A1254721

PNPLA3遺伝子の遺伝的多型が,非アルコール性脂肪性肝疾患の感受性に関与している

Genetic variation in PNPLA3 confers susceptibility to nonalcoholic fatty liver disease
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巻: 40  号: 12  ページ: 1461-1465  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は,最近急速に増加してきた原因不明の健康問題で,祖先グループによりその罹患率に違いがある。肝臓の脂肪量の違いに影響を与える遺伝的多型を同定するために,ヒスパニック,アフリカ系アメリカ人,ヨーロッパ系アメリカ人からなる集団(n=9,229)において,非同義置換塩基多型のゲノムワイド関連研究を行った。PNPLA3のある対立遺伝子(I148Mをコードするrs738409[G])が肝脂肪レベルの増加(P=5.9x10-10)および肝臓の炎症(P=3.7x10-4)と強い関連を示した。その対立遺伝子はヒスパニックに最もよくみられ,ヒスパニックはNAFLDに最もかかりやすいグループであった。肝臓の脂肪量はPNPLA3rs738409[G]をホモにもつグループが,それをもたないグループより2倍以上高かった。再シーケンシングによって,NAFLDに最もかかりにくいグループである,アフリカ系アメリカ人の肝脂肪が低いことと,S453Iをコードする,PNPLA3の別の対立遺伝子(rs6006460[T])が関連のあることがわかった。このように,PNPLA3の多型が肝脂肪量と,NAFLDの感受性において,祖先の違いによる個人間の相違に関与している。Copyright Nature Publishing Group 2008
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