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J-GLOBAL ID:200902295226445740   整理番号:09A0725525

スギ丸太および製材品のヤング係数によるグレーディング

著者 (2件):
資料名:
号: 38  ページ: 27-34  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: Z0704A  ISSN: 1345-9864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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奈良県産スギ材の構造用の製材品としての需要拡大を目的として,径級24~38cm,年輪数41~93のスギ丸太70本から梁材として用いる幅105および120mm×厚さ180~360mmの平角製材品および集成材のラミナとして用いる幅105mm×厚さ30mmの厚板製材品を採材した。平角製材品は人工乾燥後にモルダー加工して製品とし,厚板製材品は人工乾燥後に縦継ぎ,モルダー加工,積層接着して集成材を製造した。これらの製造工程の中で,丸太,平角,ラミナおよび集成材のヤング係数を測定した。丸太のヤング係数は8.3kN/mm2であり,丸太の等級区分ではEf90等級が約60%であった。丸太のヤング係数と年輪数との間には相関が認められなかったので,本研究で用いた丸太と同様の40~80年生の丸太は同等のヤング係数を示すと考えられる。平角およびラミナのヤング係数はそれぞれ8.7kN/mm2および9.7kN/mm2であり,等級区分された丸太からは同等あるいは1ランク高い等級の平角およびラミナが得られた。ラミナはL80,L90,L100およびL110等級がそれぞれ約20%であり,これらのラミナを用いて製造した幅105mm×厚さ240mm×長さ6000mm,強度等級E95-F270の異等級対称構成中断面構造用集成材のヤング係数は10.1kN/mm2であった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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製材・加工 
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