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J-GLOBAL ID：200902295398903821   整理番号：09A0235179

大学キャンパスにおける屋外移動経路の環境評価手法に関する研究-某技術系大学のケーススタディによる手法の構築-

A STUDY ON THE ENVIRONMENTAL EVALUATION METHOD OF OUTDOOR WALKWAYS ON CAMPUSES-Establishment of environmental evaluation method from case study in an institute of technology-

著者 (3件)： 杉田洋 (広島工大 環境) ,  近藤貴道 (広島工大 大学院工学系研究科) ,  平賀慎 (NTTファシリティーズ)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 637  ページ： 659-666  発行年： 2009年03月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学施設環境管理フローに基づき,大学キャンパスにおける屋外移動経路の環境改善に必要な「基本的要因」,すなわち在学生に不満をもたらす要因の把握を目的とした環境評価手法の構築について,某技術系大学の事例研究を通して論考した。検討では,学生へのヒアリング調査から,学内での屋外通路の通行頻度を明らかにし,通行頻度の多い区分を含む4区間11経路を調査対象経路に設定した。次に対象大学に3年以上在籍する学生を対象に,季節や天候などを問わず日常抱いている潜在的な選択要因の顕在化を目的とした「屋外移動経路の選択要因に関する調査」を実施し,屋外移動経路を選択する際の「選択要因」を明らかにした。環境評価手法の構築により設定された10の評価項目のうち,学生に不満をもたらしている「基本的要因」は,「傾斜の距離が短いこと」「傾斜が緩やかであること」「目的地までの距離が短いこと」「屋根があること」の4項目であることを明らかにした。

シソーラス用語： 最適化 ,  方法論 ,  学生 ,  意識調査 ,  面接調査 ,  *キャンパス ,  改良 ,  事例研究
準シソーラス用語： *移動経路 ,  *施設管理

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (14件)：

• 平賀慎. 大学におけるFM管理手法に基づいた施設環境評価に関する研究-その1 施設環境評価手法の概要および調査概要-. 環境の管理. 2005, 56, 33-36
• 平賀慎. 大学におけるFM管理手法に基づいた施設環境評価に関する研究-その2 問題項目の抽出および属性が重要度に及ぼす影響-. 環境の管理. 2005, 56, 37-40
• 永峯章. 大学キャンパスの施設管理に関する調査研究-第4報 国公立大学の概要-. 日本建築学会大会学術講演梗概集, D-1冊, 1997. 9. 1997, 607-608
• 永峯章. 大規模施設の施設管理に関する調査研究-その1 研究概要と大学キャンパスのFM評価-. 日本建築学会大会学術講演梗概集, F-1冊, 2004. 8. 2004, 1363-1364
• 山口勝巳. 国立大学キャンパスにおける施設・環境に関する評価と物的特性. 日本建築学会計画系論文集. 2002, 560, 89-96

タイトルに関連する用語 (10件)： 大学キャンパス ,  屋外 ,  経路 ,  環境 ,  評価手法 ,  研究 ,  大学 ,  ケーススタディ ,  手法 ,  構築