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J-GLOBAL ID:200902295656531110   整理番号:09A0355791

東アジアにおける風水集落の景観構造及び風水樹に関する比較研究-琉球諸島及び先島諸島を事例として-

A Comparative Study on the Feng Shui Village Landscape and Feng Shui Trees in East Asia-A Case Study of Ryukyu and Sakishima Islands-
著者 (1件):
資料名:
号: 55  ページ: 25-80  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: F0980A  ISSN: 0370-4246  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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風水地理とは,土地の位置を確定するときに応用されてきた技術である。琉球の風水地理に関し,本論文は風水集落を事例に,とくに風水樹と風水景観に焦点を当て,その特徴について比較研究した。1)風水樹は海岸域から集落・屋敷を囲む林帯として,風向に対して実用的に配置されている。樹種もフクギ,テリハボク,リュウキュウマツ,アダン,オオハマボウなどが機能別に植栽されている。2)屋敷林で囲まれた家屋を中心に,集落の北側は「腰当の森」,集落の南側は「抱護」の林帯,海浜側は「浜抱護」のうたきの杜林帯などで囲まれた重層配置になっている。3)屋敷林はフクギで囲まれ,その屋敷林の配置も,1屋敷囲みから4屋敷囲みタイプに分けられる。4)フクギ屋敷林が風向を意識して配置されている。集落内の屋敷林は,北背南向の屋敷配置に合わせて,北側と東側と海岸側が広く厚く植栽されている。5)各家屋を囲む屋敷林は,風水機能を高めるために,定期的に手入れされ維持管理されて幼木から老木まで混交林立する。6)集落内の道路が曲線になっていて,交差点は直角になっていない。それに対応して屋敷林も組み合わされている。要約すれば,琉球に応用された風水地理は,植林によって風水環境が整えられ,冬の季節風と夏の台風という厳しい自然環境によく適応し,その機能が極めて実用的である。かくの如く,本研究では「島よ琉球モデル」について論証した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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建築環境一般  ,  造園植物  ,  森林保育 

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