抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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燃焼炉における熱損失には,排気損失,炉壁等からの放熱損失,炉材等への蓄熱損失及び冷却水損失がある。ある例では排気損失が50%にもなり省エネルギー対策の中で排気損失と廃熱の有効利用が最も効果が高い。また,設備毎の省エネルギー対策として廃熱回収,燃焼管理,構造・設計及び操業条件等が挙げられるが,ここでは最も取り入れやすい燃焼管理と最も効果が高い廃熱回収を取り上げた。燃焼管理の最重要項目として,炉毎にまた負荷毎に熱効率が最大となる空気比範囲の存在を示した。次に廃熱回収技術として,最も普及しているレキュペレータの効率化及び工業炉業界挙げて普及促進に取り組んでいるリジェネレイティブバーナシステムの概要を紹介した。後者はバーナと蓄熱式熱交換器を一体構成し蓄熱体としてセラミックボールやセラミック又は耐熱金属製のハニカム等を充填したバーナである。