文献

J-GLOBAL ID：200902295780202973   整理番号：09A0724889

ナノ-バイオ界面における生物物理化学的相互作用の理解

Understanding biophysicochemical interactions at the nano-bio interface

著者 (9件)： NEL Andre E. (UCLA, California, USA) ,  MAEDLER Lutz (Univ. Bremen, Bremen, DEU) ,  VELEGOL Darrell (Penn State Univ., Pennsylvania, USA) ,  XIA Tian (UCLA, California, USA) ,  HOEK Eric M.V. (UCLA, California, USA) ,  SOMASUNDARAN Ponisseril (Columbia Univ., New York, New York, USA) ,  KLAESSIG Fred (Pennsylvania Bio Nano Systems, Pennsylvania, USA) ,  CASTRANOVA Vince (NIOSH, West Virginia, USA) ,  THOMPSON Mike (FEI Co., Oregon, USA)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 8  号： 7  ページ： 543-557  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノテクノロジーの進展は目覚ましく,ナノマテリアルの生体応用には,その安全な利用のために,ナノ-バイオ界面における相互作用の理解が重要となっている。プロテイン,細胞膜,細胞あるいはオルガネラとナノ粒子との間には生物物理化学的相互作用が存在する。本レビューは,ナノ-バイオ界面に与える物理的化学的因子について述べ,固相-液相界面の重要性,界面における力,その結果として生じるナノ粒子表面に形成するたんぱく質コロナ,ナノ粒子の包装,レセプターを媒介とした脂質膜からの摂取等について紹介した。これらは,ナノマテリアル表面において,生体分子の相変態,自由エネルギーの放出,再配列および溶解することに起因し,ナノ粒子の生体利用に界面相互作用の理解が重要であることを示した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *生体適合性 ,  生物活性 ,  相互作用 ,  界面 ,  オルガネラ ,  細胞膜 ,  脂質膜 ,  細胞毒性 ,  タンパク質 ,  界面化学 ,  技術展望

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 界面 ,  生物物理 ,  化学的相互作用 ,  理解