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J-GLOBAL ID：200902296029382946   整理番号：09A0653464

ECOC法を用いたドライバの認知負荷状態の多クラス識別

Multiclass Identification of Driver’s Cognitive Distraction with ECOC Method

著者 (4件)： 長瀬敦嗣 (愛知県大 大学院情報科学研究科) ,  岸本圭史 (愛知県大 大学院情報科学研究科) ,  河中治樹 (愛知県大 大学院情報科学研究科) ,  小栗宏次 (愛知県大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 58(ITS2009 1-7)  ページ： 25-30  発行年： 2009年05月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交通事故の多くはドライバの心身状態に起因しており,ドライバモニタリングは事故を未然に防ぐための予防安全技術において特に重要である。運転中の会話や思考のような認知負荷状態は潜在的な危険をはらみ,多くの交通事故を引き起こす原因となっている。これまでの研究により,認知負荷状態の識別は行われているが,その程度による多クラスの識別までには至っていない。本研究では多値判別法としてECOC法を用い,ドライバの生体情報を特徴量として認知負荷状態の度合いに応じた多クラス識別手法を提案する。2つの手法を用い,識別性能を高めるために最適な特徴量の組み合わせ及び識別手法について考察を行ったところ良好な結果を得た。(著者抄録)

シソーラス用語： 運転者 ,  監視 ,  誤り訂正符号 ,  *負荷 ,  情報 ,  認識 ,  パターン認識 ,  安全管理 ,  交通事故
準シソーラス用語： *ECOC ,  ドライバ ,  *ドライバモニタリング ,  モニタリング ,  識別 ,  生体情報 ,  多値判別法 ,  認知負荷 ,  予防安全

分類 (1件)： 運転者  (TB01040V)

引用文献 (18件)：

• 松永勝也. 交通事故防止の人間科学. 2006
• 宮治正廣. 交通事故防止のためのヒヤリハット事例の統計分析によるドライバー特性の解析. 第6回ITSシンポジウム, 2007. 2007
• KUTILA, M. Methods for Machine Vision Based Driver Monitoring Applications. 2006
• 宮治正廣. 生体情報を利用したAdaBoostによるドライバ認知負荷状態の検知. 情報処理学会論文誌. 2009, 50, 1, 171-180
• 内田信行. 「意識の脇見」を伴う対話時における運転者の視覚情報処理. 自動車技術会学術講演会前刷集, 2007. 2007, 39, 6

タイトルに関連する用語 (4件)： ドライバ ,  認知負荷 ,  クラス ,  識別