文献

J-GLOBAL ID：200902296031453923   整理番号：09A1269780

ソフト物質や細胞粘着物の定量的反射干渉コントラスト顕微鏡法(RICM)

Quantitative Reflection Interference Contrast Microscopy (RICM) in Soft Matter and Cell Adhesion

著者 (2件)： LIMOZIN Laurent (Aix-Marseille Univ., Marseille, FRA) ,  SENGUPTA Kheya (Aix-Marseille Univ., Marseille, FRA)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 10  号： 16  ページ： 2752-2768  発行年： 2009年11月09日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反射干渉コントラスト顕微鏡法(RICM)はサンプルを標識化したり染色したりすることなく速い(10ms)動的過程を調べることができるし,マイクロ操作と結合させることも可能である。このRICMでは絶対距離よりむしろ光学距離(幾何的距離と反射率の積)を用い,細胞粘着物を研究した。RICMと全内部反射蛍光(TIRF)顕微鏡を組み合わせると,膜の形態の再構成に関する最近のモデルをクロス確認したり,膜と膜の上の特殊蛋白質あるいは動的過程における細胞骨格を低速度撮影でモニターすることができる。このRICMシグナルはガラスの機能化学に適合する光学特性をもつ反射防止物質を使用して強化することができる。屈折率のスペクトル変化によって物質の光学特性と無関係に光学距離を決定することが重要である。多重波長におけるスペクトル情報を完全にまとめて複雑な膜の形態を自動的に再構成するための理論も必要である。低い照明開口数(INA)でイメージ化されたほぼ平らな膜は単純なアルゴリズムで十分表現できるが,高いINAで求めた渦巻き型の膜をイメージ解析するには光線追跡のようなさらに有力な方法が必要になるであろう。

シソーラス用語： *軟質材料 ,  *細胞接着分子 ,  *光学顕微鏡法 ,  距離 ,  *反射率 ,  全反射 ,  内部反射 ,  蛍光顕微鏡 ,  細胞膜 ,  膜タンパク質 ,  細胞骨格 ,  屈折率 ,  レビュー
準シソーラス用語： *反射干渉コントラスト顕微鏡法

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (8件)： ソフト ,  物質 ,  細胞 ,  粘着物 ,  定量 ,  干渉 ,  コントラスト ,  顕微鏡法