抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,機密情報や個人情報などに関するセキュリティ管理意識の高まりを背景に,入退室管理や映像監視などの物理セキュリティシステムが強化されている。さらに,組織の内部統制・監査を目的として,ユーザーIDを一元管理するアイデンティティ管理システム,情報システムのアクセスログを蓄積・監査するセキュリティログ管理システムを導入する企業も増えている。しかし,一般に,入退室管理,映像監視,内部統制の各機器やシステムは,セキュリティにかかわる管理情報の形式やそれらを交換するための仕組みが様々であるため,効率的な連携システムの構築が難しいという課題があった。このような問題を解決するために,セキュリティ機器や内部統制システムをシームレスに連携させるセキュリティ構築プラットフォーム“DIGUARD NET(ディガードネット)”を開発した。DIGUARD NETを活用することによって,顧客のニーズに合わせて,様々なセキュリティ機器や内部統制システムを有機的に連携させるシステムの開発・構築が容易になり,企業におけるセキュリティ運用の厳格化,迅速化,コスト削減を推進することが可能となる。DIGUARD NETを採用した連携アプリケーションとしては,入退室管理-映像監視連携システム,入退室管理-内部統制連携システム(人事情報管理連携,ワークフロー連携,勤怠管理連携),入退室ログ・監視映像・システムアクセスログなどを一元的に蓄積し監査する統合セキュリティログ管理システムなどがある。(著者抄録)