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J-GLOBAL ID：200902296188081477   整理番号：09A0573803

インドの超大型熱帯低気圧の期間にマングローブが村を守り,死者数を低減した

Mangroves protected villages and reduced death toll during Indian super cyclone

著者 (3件)： DAS Saudamini (Univ. Delhi, Delhi, IND) ,  DAS Saudamini (Inst. Economic Growth, Delhi, IND) ,  VINCENT Jeffrey R. (Duke Univ., NC)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 18  ページ： 7357-7360  発行年： 2009年05月05日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1999年10月にインド東部沿岸を襲った超大型熱帯性低気圧に関連する4行政単位の564村落中の409村落での死者数を,村落から海岸までの最短距離に沿った海岸線と内陸森林境界間の距離としてマングローブ林の幅を測定して解析した。その結果,1)409村落の1999年の平均距離は,1944年の5.1kmから1.2kmに低下している,2)同じ期間での全マングローブ林面積は30766haから17900haへ減少しており,その主要原因は主に稲による農業の拡大である,3)残っているマングローブ林は2地区である,4)村落の全死者数は256名であり,平均村民数は1002名で死亡率は0.63人/村落である,5)死者の数と1999年のマングローブ林の幅との単純相関は負で重大(r=-0.13,P<0.01)である,6)マングローブ林は,インド東海岸を襲った1999年の熱帯性低気圧の間の死者数を著しく低下させた,ことが分かった。

シソーラス用語： インド ,  *熱帯低気圧 ,  *マングローブ ,  *死亡事故 ,  森林 ,  自然災害 ,  面積 ,  集落 ,  比較試験 ,  幅 ,  防災 ,  森林面積

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  その他の海洋土木  (RC14040W) ,  森林保育  (FF03040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： インド ,  大型 ,  熱帯低気圧 ,  マングローブ ,  村