文献
J-GLOBAL ID:200902296237519386   整理番号:08A0397867

東南極(EPICA-ドームCとボストーク)における風送ダスト:過去80万年に渡る氷期期間中の起源

Aeolian dust in East Antarctica (EPICA-Dome C and Vostok): Provenance during glacial ages over the last 800 kyr
著者 (7件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: L07703  発行年: 2008年04月15日 
JST資料番号: H0609B  ISSN: 0094-8276  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
南極氷コアに保持された風送鉱物ダストは,第四紀気候発展に関する重要な指標である。現在,極氷からの最長かつ最も詳細なダストおよび気候系列は,ボストークおよびEDC(EPICA-ドームC)氷コアによって与えられる。本報では,初期~中期更新世氷期期間中の東南極への風送ダストの地理的起源を,ストロンチウムおよびネオジム同位体をトレーサとして用いることにより調べた。EDCコアの南極ダストの同位体シグネチャは,MIS(海洋同位体ステージ)8,10,12期間中およびMIS16および20での主要源が南アメリカであることを示した。データによると,過去80万年には,全体として持続的な西風循環パターンが優勢で,これによりダストは南アメリカから南極内部へと効率的に運ばれていた。古い時期と最近の氷期との間にはいくつかの小さいが有意な違いが見られ,古代氷期期間中にパタゴニアの寄与がやや小さかったことが示唆された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第四紀  ,  同位体地質学 

前のページに戻る