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J-GLOBAL ID：200902296330697081   整理番号：09A0735637

青色発光アルミニウムキノリンベースの誘起発光ダイオードのEL挙動

EL Behavior for Blue-Emitting Aluminum Quinoline-Based Organic Light-Emitting Diodes

著者 (2件)： MORI Tatsuo (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  ITOH Takaaki (Nagoya Univ., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology  (Journal of Photopolymer Science and Technology)
巻： 22  号： 4  ページ： 515-520  発行年： 2009年 
JST資料番号： L0202A  ISSN： 0914-9244  CODEN： JSTEEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジアミン誘導体(α-NPD)とアルミニウム(III)ビス(2-メチル-8-キノリネート)4-フェニルフェノラート(BAlq)からなる二層有機発光ダイオード(OLEDs)を調製し,BAlqの厚さとカソード金属の種類に依存するEL特性を研究した。OLEDsがα-NPDとBAlq3発光の両方を含むELスペクトルを示すことから,α-NPDとBAlq3発光の比率でOLEDsの再結合機構を論議した。α-NPD/BAlq3 OLEDsは,α-NPDおよびBAlq3層で二つの再結合ゾーンを有し,その電子はα-NPD層に注入される。驚いたことに,小さい電子注入のAlがカソードとして使用されたとき,Li/Alの使用と比較して電子流が減少するにもかかわらず,α-NPD含量が増加することが見出された。α-NPDへの電子注入は劣化因子の一つと考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  有機半導体 ,  青色光 ,  キャリア注入 ,  *エレクトロルミネセンス ,  *アルミニウム錯体 ,  フェノラート ,  ジカルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  カソード ,  多層 ,  電流電圧特性

分類 (3件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  発光素子  (NC03082G) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (3件)： 4-フェニルフェノール ,  トリス(8-ヒドロキシキノリン)アルミニウム ,  α-NPD

引用文献 (15件)：

• C. W. Tang, S. A. Van Slyke, Appl. Phys. Lett.51(1987)913.
• S.-G. Lee and R, Hattori, IMID/IMDC/ASID 2008 Digest of Technical Papers, p. 431
• C. W. Tang, S. A. VanSlyke and C. H. Chen, J. Appl. Phys., 65,(1989)3610.
• T. Förster, Transer mechanism of electric excitation, Discussions Faraday Soc., 27(1959)7.
• H. Murata, C. D. Meritt, Z. H. Kafafi, IEEE J. Select. Topics Quant. Elect., 4(1998)119.

タイトルに関連する用語 (5件)： 青色発光 ,  誘起 ,  発光ダイオード ,  EL ,  挙動