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J-GLOBAL ID:200902296503128576   整理番号:09A1255849

1-ブチル-2,3-ジメチル及び1-エチル-3-メチルイミダゾリウムイオンの疎水性度/親水性度:室温イオン液体の特性化に向けて

Hydrophobicity/Hydrophilicity of 1-Butyl-2,3-dimethyl and 1-Ethyl-3-methylimodazolium Ions: Toward Characterization of Room Temperature Ionic Liquids
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資料名:
巻: 113  号: 44  ページ: 14754-14760  発行年: 2009年11月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1-プロパノールプロービング方法論を用い,室温イオン液体1-ブチル-2,3-ジメチルイミダゾリウム(1)と1-エチル-3-メチルイミダゾリウム(2)イオンの相対的疎水性度/親水性度を調べた。1は0.006モル分率以下の希薄水溶液で完全解離し,それゆえ疎水性度/親水性度を決定できた。結果は1が普通イオンよりもかなり強い疎水性度/親水性度をもち両親媒性であることを指示した。先の類似研究は1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム(3)イオン,PF6-,CF3SO3-及びN(SO2CF3)-のような典型的構成イオンに対して同じ結論を指示した。それゆえ,調べた限りの室温イオン液体の構成イオンが普通イオンよりもかなり強い疎水性度/親水性度をもち,すべて両親媒性であることを示唆した。更に,1の疎水性度/親水性度が3の疎水性度/親水性度よりも強いことを見いだした。H2Oへ水素結合を形成するとき環に対する非局在化正電荷を引き付ける傾向のあるイミダゾリウム環C(2)上Hの強酸性特性の面でより高い疎水性度の可能な理由を考察した。1中CH3基でHを置換すると酸性Hの欠如がH2OのOの誘起双極子に周囲H2Oと強く相互作用する環中N-C-Nの隣で正電荷を増強する。2では,希薄水溶液でさえ完全解離しないことを見いだし,それゆえ,本方法論内でそれを特性化できなかった。
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分類 (1件):
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融解塩 
物質索引 (5件):
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