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J-GLOBAL ID:200902296733259319   整理番号:09A0831102

肝臓におけるPPARαについて生理学的に関連する内因性リガンドの同定

Identification of a Physiologically Relevant Endogenous Ligand for PPARα in Liver
著者 (8件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 476-488  発行年: 2009年08月07日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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核内受容体PPARαはヒトの脂質代謝異常を治療する薬剤によって活性化される。同受容体の内因性リガンドは不明である。PPARα依存性遺伝子発現が脂肪酸合成酵素(FAS)の不活性化によって損なわれることは,FASがPPARαリガンドの産生に関わることを示唆している。本稿で著者らは,マウス肝臓から単離したPPARαに結合したリン脂質のFAS依存性の存在を実証している。FAS活性を誘発する条件下で結合は増大し,PPARα作動薬の全身注射によって置換された。質量分析によって,同種は1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-グリセロール-3-ホスホコリン(16:0/18:1-GPC)として同定された。ホスファチジルコリン合成に必要なCept1のノックダウンはPPARα依存性遺伝子発現を抑制した。16:0/18:1-GPCと,PPARαリガンド結合領域および共活性化因子ペプチドモチーフとの相互作用はPPARα作動薬に匹敵したが,PPARδとの相互作用は弱く,PPARγとの相互作用は検知されなかった。16:0/18:1-GPCの門脈注入はPPARα依存性遺伝子発現を誘発し,脂肪肝を減少させた。これらのデータは,16:0/18:1-GPCが生理学的に関連がある内因性PPARαリガンドであることを示唆している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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肝臓  ,  細胞膜の受容体  ,  脂質の代謝と栄養 
物質索引 (3件):
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