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J-GLOBAL ID:200902296824990210   整理番号:08A0429918

胃癌細胞SGC7901の多薬剤耐性に及ぼす三酸化砒素の阻害作用(reversal effect)とその機構

Reversal effect and mechanism of arsenic trioxide on multidrug resistance of gastric carcinoma cells SGC7901
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 949-953  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2527A  ISSN: 0513-4870  CODEN: YHHPAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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この研究の目的は,胃癌細胞の多剤耐性に及ぼす三酸化砒素(As_2O_3)の阻害作用とその機構を調査することである。ビンクリスチン(VCR)の濃度を徐々に上昇させて胃癌細胞SGC7901の薬剤抵抗性を誘発した。MTTアッセイを,腫瘍細胞に対する抗癌物質の致死効果の測定に用い,また,ウェスタンブロット法分析を腫瘍細胞のp-糖蛋白質(P-gp)とグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST-s)発現の測定に用いた。その結果,SGC7901/VCR細胞のVCR,フルオロウラシルおよびエピルビシンへの抵抗性は,SGC7901細胞のそれよりも,それぞれ16.56,2.69,および13.05倍であった。As_2O_3で24h前処理した場合,ビンクリスチン,フルオロウラシル,およびエピルビシンのRIは有意に(P〈0.05)減少した。SGC7901/VCR休止細胞におけるP-gpおよびGST-sの発現は発癌物質感受性SGC7901細胞におけるそれより有意に高かった。As_2O_3は,SGC7901/VCR細胞でのP-gpおよびGST-sの発現を有意に減少させたが,一方,発癌物質感受性SGC7901細胞では有意な効果は示さなかった。この結果は,As_2O_3が多分P-gpとGST_(-s)の発現を減少させる機構により,SGC7901/VCR細胞の薬剤抵抗性能を部分的に阻害していることを示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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