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J-GLOBAL ID：200902296901743434   整理番号：08A0830321

実際のコンクリート表面のためのイメージベースクラック検出

Image-Based Crack Detection for Real Concrete Surfaces

著者 (4件)： YAMAGUCHI Tomoyuki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Shingo (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SAEGUSA Ryo (Italian Inst. Technol., Genova, ITA) ,  HASHIMOTO Shuji (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering  (IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering)
巻： 3  号： 1  ページ： 128-135  発行年： 2008年01月 
JST資料番号： W1854A  ISSN： 1931-4973  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 市政および建築エンジニアリングでの視覚検査の重要性が増している。コンクリート表面のクラック検出の一手段として,イメージベースが注目される。しかし,通常のイメージベース方法では正確な検査はできない。それはコンクリート表面の各種の雑音が含まれているからである。著者らは,クラックには薄膜の組織が含まれていることに注目し,イメージベースの浸透モデルを提案した。このモデルは,クラックが薄い結線組織からなると仮定して,輝度の連続性と浸透領域の形を参照して得られる連続組織に依存したものである。さらに,浸透モデルに基づいた雑音低減も提案した。提案方法の正当性を,実際のコンクリート表面を用いて実験し,精度反復評価とレシーバ動作特性(ROC)解析によって評価した。その結果により,提案の方法は従来の方法に比し好結果を示した。

シソーラス用語： *コンクリート ,  表面 ,  画像 ,  検出 ,  *視覚検査 ,  建築物 ,  輝度 ,  連続性 ,  浸透 ,  符号化 ,  雑音低減 ,  特性 ,  計測システム ,  *画像診断 ,  *損傷検出
準シソーラス用語： ROC ,  ROC解析 ,  イメージ ,  *クラック検出 ,  スケーラブル符号化

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (17件)：

• Architectural Institute of Japan. Shrinkage Cracking in Reinforced Concrete Structures-Mechanisms and Practice of Crack Control. 2003
• DARE, PM. An operational application of automatic feature extraction : the measurement of cracks in concrete structures. Photogrammetric Record. 2002, 17, 99, 453-464
• CHEN, LC. Measuring system for cracks in concrete using multitemporal images. Journal of Surveying Engineering. 2006, 132, 2, 77-82
• ABDEL-QADER, I. Analysis of edge detection techniques for crack identification in bridges. Journal of Computing in Civil Engineering. 2003, 17, 3, 255-263
• HUTCHINSON, TC. Improved image analysis for evaluating concrete damage. Journal of Computing in Civil Engineering. 2006, 20, 3, 210-216

タイトルに関連する用語 (3件)： コンクリート表面 ,  イメージ ,  クラック検出