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J-GLOBAL ID：200902296906749678   整理番号：09A1036799

稲藁繊維の機械的性質に及ぼす表面処理の影響

Effect of surface treatment on the mechanical properties of rice straw fibre

著者 (2件)： KIM HyoJin (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  LIM JaeKyoo (Chonbuk National Univ., Jeonju, KOR)
資料名： International Journal of Materials & Product Technology  (International Journal of Materials & Product Technology)
巻： 36  号： 1/4  ページ： 125-133  発行年： 2009年 
JST資料番号： T0305A  ISSN： 0268-1900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,稲藁繊維の機械的性質に及ぼす化学的表面処理の影響を考察した。天然繊維に及ぼす表面処理および濃度の影響を,破壊時の強度分布,弾性係数,歪および走査型電子顕微鏡を用いて評価した。アルカリ処理した稲藁繊維の強度を,未処理繊維と比べて,0.05%を除いて全ての濃度で増加していた。また,引張強さは0.05%と0.2%のベンゼン処理で増加していた。天然繊維の表面処理が溶液濃度に従って繊維の引張強さと伸び率に影響している,ことを知るべきであった。繊維の表面処理はまた溶液に応じて適切な濃度を必要としていた。伸び率が硫酸,酢酸および過マンガン酸の塩で処理繊維中では減少し,アルカリ,ステアリン酸およびベンゼン処理繊維中では略一定であった。SEM顕微鏡写真中で,アルカリおよびベンゼン処理繊維は多くの表面物質のように見えて,繊維束は比較的平滑な表面を持っていた。従って,それらの処理は稲藁繊維の損傷部を減らし,其処で稲藁繊維のの引張強さと剛性率を表面処理で増大していた。

シソーラス用語： *機械的性質 ,  *特性 ,  *稲藁 ,  *植物繊維 ,  *化学修飾 ,  *表面処理 ,  濃度依存性 ,  破壊強さ ,  分布 ,  弾性係数 ,  歪 ,  アルカリ処理 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  芳香族炭化水素 ,  硫酸塩 ,  カルボン酸塩 ,  過マンガン酸塩 ,  脂肪酸 ,  平滑度 ,  剛性率
準シソーラス用語： *引張特性 ,  強度分布 ,  酢酸塩

分類 (3件)： その他の材料の試験  (HB05000T) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  繊維改質  (YM02050Z)

物質索引 (2件)： ステアリン酸 ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： 稲藁 ,  繊維 ,  機械的性質 ,  表面処理