抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京電力(株)管内にある27か所の500kV変電所では,建設時期,システム開発メーカー,及び設備形態の違いにより,様々な監視制御システムが個別に開発され運用されてきた。今後,更なる電力流通コストの低減が求められるなかで,開発コストの削減,誤操作の防止,信頼性の向上,フレキシブルな運用などを目的として,変電所監視制御の集中化が進められている。東芝は,東京電力(株)と協同で,500kV変電所集中監視制御システムを開発した。このシステムの1号機は2008年5月に運用が開始され,2008年度中に7変電所で運用が逐次開始された。開発したシステムでは,ソフトウェアの機能,データベース(DB),及び画面の標準化を行うことで,品質の向上とコストの削減を実現するとともに,電力イントラネットミドルウェアや高信頼プロトコル,防護装置などにより,高いセキュリティを実現した。(著者抄録)