文献
J-GLOBAL ID:200902297174331493   整理番号:08A1036907

複雑な微生物相によるポリエチレングリコール400の生物分解性

Biodegradability of polyethylene glycol 400 by complex microfloras
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 384-390  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
IFP技術のクラウスポル(商品名)(クラウスポル(商品名)処理は,IFPの子会社であるProsernat(http://www.prosernat.com)によって認可され,また,最終的な硫黄回収率が最高99.9%に達する完全プロセスのAdvasulfTMの一部である)処理において,溶媒相でのクラウス反応の継続によって,残留酸性ガス(H2S)が硫黄に変わる。装置の水洗浄によって,ポリエチレングリコール400(PEG400)と硫酸ナトリウムの両者を含有する廃液が生じる。生物学的な廃液処理を調節するため,また,偶発的な廃液放出に関連する環境リスクを評価するため,PEG400の生物分解性を検証した。実験室試験において,特徴的な3種類の微生物相(すなわち,都市部の廃水処理施設から採取した活性スラッジ,汚染土壌の微生物相,非汚染土壌の微生物相)のPEG分解能力を評価した。Na2SO4添加ありまたは添加なしの液体培養において,各微生物相には正のPEG分解能力がみられた。対照化合物であるグルコース,ヘキサデカン,プリスタンと比較して,PEG分解速度はやや遅かった。しかし,20°Cから30°Cへの温度上昇によって,生物分解カイネティクスは顕著に加速し,最適成長率は15倍に増加した。生物分解平衡から,PEGは中間代謝産物の蓄積なしに完全に鉱化したことが示された。Shewanella putrefaciens,Ralstonia basilensis,Leucobacter sp.が,PEG培養液から単離され16s rDNA遺伝子配列により同定された。クラウスポル(商品名)プロセス由来廃水中の汚染物質PEGは容易に生物分解される,また,偶発的に廃水が放出された場合の環境リスクは限定的であると本研究は結論する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (7件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業廃水処理  ,  環境汚染一般  ,  水質汚濁一般  ,  土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  環境衛生,公害対策一般  ,  代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る