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J-GLOBAL ID：200902297223062622   整理番号：08A1242179

粒径を考慮した土砂収支検討-湘南海岸の例

著者 (7件)： 宇多高明 (土木研) ,  宇多高明 (日本大 理工) ,  青島元次 (神奈川県藤沢土木事務所) ,  鮫島強 (神奈川県藤沢土木事務所) ,  吉岡敦 (神奈川県藤沢土木事務所) ,  三波俊郎 (海岸研究室) ,  石川仁憲 (土木研)
資料名： 海岸工学論文集  (Annual Journal of Coastal Engineering, JSCE)
巻： 55  号： 1  ページ： 726-730  発行年： 2008年10月10日 
JST資料番号： S0450A  ISSN： 0916-7897  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 湘南海岸では,相模川上流でのダム建設や砂利採取による河川流出土砂量の減少とともに,海岸侵食も進んでいる。河川からの土砂供給が期待できない状況で海岸を保全するには,限りある資源である海岸の砂を有効活用する必要がある。その場合,土砂量だけでなく粒径にも十分配慮した土砂管理が求められる。そのため,本研究では実態解析結果に基づいて粒径を考慮した近年の土砂動態を把握し,広域の海岸管理に活用できる「粒径を考慮した土砂収支図」を作成した。なお,漂砂の粒径含有率は現地データを基本に与えたが,沿岸漂砂量は水深方向に分布を持っており,一般的に汀線近傍が最も大きい。汀線近傍の海浜の構成材料は主に中砂,礫であり,動きやすさは粒径が小さいほうがよい。

シソーラス用語： *海岸保全 ,  海岸侵食 ,  流送土砂 ,  *粒径 ,  *物質収支 ,  主題図 ,  漂砂 ,  汀線
準シソーラス用語： 湘南海岸 ,  *土砂収支

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  沿岸海洋物理学  (DC06060N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粒径 ,  土砂収支 ,  湘南海岸